INTERVIEW 03
次世代の事業の核。
やりがいある業務を担う喜び。
生技企画部 生技開発G
星野 真衣
2019年4月新卒入社
Chapter 01
大学では情報工学を専攻し、主にプログラミングや言語処理などの研究を行っていました。就職活動を始めた頃に希望していたのは、学んできたことが活かせるIT企業。しかし活動を進める中で自分と向き合う機会が増えてくると、プログラミングを学ぶことは楽しかったのですが、仕事にするのは向いていないかもしれないと思うようになったんです。そこから、興味のあったものづくり企業へシフトチェンジ。地元・愛知で働くならトヨタ関連の企業にと考え、アイシン機工を志望。実は自宅から当社まで車で6分なんです!通勤距離の短さも入社の決め手の一つになりました。さらに、せっかくなら長く勤めたいと考えていたため、女性が活躍している企業ということもポイントでした。
Chapter 02
工場内の全検作業を人に代わって行う、外観検査装置の開発を行っています。具体的には画像に写る部品の外観から、人工知能(AI)が不良の有無を判断できるよう、プログラムを作成するというものです。まだまだAIより人の目で確かめる方が確実なことが多く、AIに学習させ、育成していくことが求められるのですが、その過程にこの仕事のおもしろさを感じています。
開発では、撮影用のカメラと照明機器の選定から手掛けました。当社が使用する従来の機器ではAIが認識できなかったためです。照明が原因ではないかと照明機器メーカーの方に相談し、さまざまな機種を借りてトライしました。実際に不良部分を見つけられるか、商品に傷をつけてみたり、昼夜で違いはないか調べたりして、2ヵ月ほどかけて選びました。
一方AIそのものに関しては、社内には知見のある人が少ないため、グループ会社の方に相談するなど、社外の人と積極的にコミュニケーションを図っています。そのおかげで人脈も広がりましたし、多くの知識を得ることができました。
Chapter 03
目下の目標は、現在手掛けている装置をリリースすること。ですがこの開発が終わっても、現場の作業をもっと手助けできるように、AIのさらなる活用を図りたいと思っています。そのためにも多くを学ばなければなりません。今は画像処理などの勉強を進めていますが、いずれは時系列データや言語処理などに学びを広げるつもりです。
「プログラミング以外の仕事を」と考えて当社を選んだにも関わらず、気づけばプログラミングがメインの仕事をやっていることは面白いですよね(笑)。ただ学生時代と違うのは、一人で悩まなくてもいいことです。わからないことがあれば教えてくれる人が社内外問わず多数いますし、どんなことでもすぐに相談できる環境があることはとても心強いです。今後、私たちが開発したAIが、業務改善の一役を担うことができれば嬉しいですね。
メールの確認と1日の計画確認を行います。
現場に行き、設備を起動。動きに問題はないか確認します。
その後、AIで使用する画像データの作成や選別を行います。
食事をとって一息つきます。
グループ会社と情報共有、困りごとの相談などを行います。
先輩と今後の進め方について打ち合わせを行います。
その後、AIのレベルの評価と評価内容のまとめを作成します。
自宅では庭の植木鉢用の台を作るなど、趣味のDIYを楽しんでいます。