環境への取り組み
基本方針
「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を基本とした経営理念を実現するため、「みずから動き、変えていく!」「個を高めて、夢ひろげる!」「先んじて、未来を創る!」という考え方に立ち、「ものづくり」などの事業活動を通じて、人と地球の未来にわたる調和を図り環境・社会課題を解決していきます。
行動方針
- 国際規格への適合、各国が定める法令・協定等の順守はもとより自主基準を制定し、汚染の予防に努めます。
- ライフサイクルを考慮した地球にやさしい新製品・技術開発を通じてサプライチェーン全体の環境負荷低減に努めます。
- 脱炭素社会に向けてクリーンエネルギー利用を含めてすべての事業活動における温室効果ガス低減に取り組みます。
- 水の効率的な使用や、環境負荷の少ない材料調達、物流の効率化、廃棄物の再利用等、資源利用と廃棄の最少化を図ります。
- グローバルな自然・環境保護活動を推進します。
- 長期ビジョンに基づき、年度方針を定め、目標達成に向け継続的な改善を図ります。また、環境マネジメントシステムの運用、監視によりレベルアップを図るとともに、定期的なレビューを通じてシステムの見直しをグローバルに行います。
- ステークホルダーとの情報交換を緊密に行うと共に、連結各社相互に連携し、効率的な運営を行います。
- 適切な経営資源を投入し、技術の革新、施設の充実、教育・訓練および意識の高揚・啓発を図ります。
本方針を世界の事業所で働く従業員一人ひとりに周知し、高い目標にチャレンジすると共に、積極的に開示します。
環境負荷低減の取り組み
生産工程におけるCO2低減活動
加温不要な洗浄工程
常温での洗浄能力が高い革新洗浄液を積極的に使用。従来と比べ、ヒーターで液を加温していた洗浄工程を常温化でき、蒸気も電気を使わない洗浄工法に改善。CO2排出量を約63%低減でき、環境負荷低減に貢献しています。


廃棄物低減活動
クーラント液の回収効率向上
廃棄物低減に向けた取り組みとして、アイシングループで共同開発した、従来、切削工程後の切粉に付着して廃棄されていたクーラント液を切粉と分離して回収する装置、エコポタセパレータを設置。クーラントを再利用し、廃棄量を約26ℓ/年低減しています。


全員参加の環境保全活動
環境問題の意識付けのために、全従業員を対象にSDGsやカーボンニュートラルについての動画視聴による教育、環境ニュースの配信などを定期的に展開し啓発活動を行っています。一人ひとりが自分ごととして捉え、省エネや節電をはじめ、環境を意識した行動につなげてもらうことを目的に、全員参加の環境保全活動を推進しています。
